投資コラム
仮想通貨投資はおすすめしないといわれる理由|失敗しないコツも解説
「仮想通貨投資に興味があるけど手を出す勇気がない」 「仮想通貨投資が否定的な見方をされることがあるのはなぜ?」 近年、ビットコインをはじめとした仮想通貨全体の価格が急騰していることもあり、仮想通貨投資は大きな話題を集めて […]
「仮想通貨投資に興味があるけど手を出す勇気がない」
「仮想通貨投資が否定的な見方をされることがあるのはなぜ?」
近年、ビットコインをはじめとした仮想通貨全体の価格が急騰していることもあり、仮想通貨投資は大きな話題を集めています。
実際、仮想通貨投資で一攫千金を実現した人は多く、魅力的な投資先であることは間違いありません。
一方で「仮想通貨投資はおすすめしない」との見方もあり、本当に投資していいのか、判断に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、仮想通貨投資のデメリットやよくある失敗事例などについて詳しく解説します。
仮想通貨投資で失敗しないためのポイントなどもまとめているので、後悔しない選択をするためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
- 「仮想通貨投資はおすすめしない」といわれる理由は?
⇒ 仮想通貨投資はリスクが高く、投資初心者にとってはハードルが高いから - 仮想通貨投資で失敗しないためのポイントは?
⇒ リスク管理を徹底し、金銭的にも精神的にも無理のない範囲で取り組むことが重要 - 仮想通貨投資に向いているのはどんな人?
⇒ お金に余裕があり、リスク承知でリターンを狙いたいなら仮想通貨投資がおすすめ!
目次
- 仮想通貨投資がおすすめしないといわれるのはなぜ?8つのデメリット
- 元本割れのリスクが大きい
- 仮想通貨の仕組み自体が複雑
- ハッキングされやすい
- 投資詐欺が横行している
- 税率が高い
- 仮想通貨取引所が倒産するリスクもある
- 情報収集が難しい
- 通貨としての利用価値は低い
- 仮想通貨投資のよくある失敗事例
- 投資資金を借金で工面した
- 根拠のない期待感を持ち続けてしまった
- 銘柄を適当に選定した
- 仮想通貨投資で失敗しないためのポイント
- 余剰資金を投資に回す
- 慣れるまではメジャーな通貨を中心に取引する
- 分散投資をおこなう
- 仮想通貨取引所の信頼性を確かめる
- 少額から始める
- レバレッジ取引は極力控える
- 手数料が安い方法で取引する
- 損切のタイミングを事前に決めておく
- セキュリティ対策を徹底する
- 仮想通貨投資に向いている人・おすすめしない人とは?
- 仮想通貨投資に向いている人の特徴
- 資金管理が得意な人
- リスクを承知で積極的にリターンを狙いたい人
- 継続して学習を続けられる人
- 仮想通貨投資をおすすめしない人の特徴
- 他人の意見を鵜呑みにしてしまう人
- 資金に余裕がない人
- 着実に資産を増やしていきたい人
- まとめ
仮想通貨投資がおすすめしないといわれるのはなぜ?8つのデメリット

「仮想通貨投資はおすすめしない」といわれる理由としては、以下の8点が考えられます。
- 元本割れのリスクが大きい
- 仮想通貨の仕組み自体が複雑
- ハッキングされやすい
- 投資詐欺が横行している
- 税率が高い
- 仮想通貨取引所が倒産するリスクもある
- 情報収集が難しい
- 通貨としての利用価値は低い
仮想通貨投資の有用性を判断するうえで重要なポイントばかりなので、詳しくみていきましょう。
元本割れのリスクが大きい
仮想通貨投資における最大のデメリットといえるのは、元本割れのリスクが極めて大きいことです。
仮想通貨市場はいまだ規模が小さく、流動性も低いため、少しの資金が動いただけでも価格が激しく上下します。
また、新興市場に対する投資家の過度な期待感・失望感も影響しており、ちょっとしたニュースがきっかけとなって、価格が暴落することも少なくありません。
たとえば、ビットコインは約1ヵ月で半値ほどに価格が下落したこともあります。
数ある投資手法のなかでも、仮想通貨はハイリスク・ハイリターンの手法であることを念頭に置いておかなければなりません。
仮想通貨の仕組み自体が複雑
仮想通貨の仕組みが複雑なことも、失敗する人が多い原因のひとつといえるでしょう。
仮想通貨市場では、「ブロックチェーン」「トークン」「分散型台帳」など、専門的な用語が当たり前のように飛び交い、素人がそれらを理解するには時間がかかります。
そのため、仮想通貨の本質的な有用性を正しく理解しないまま投資してしまい、大きな損失を抱える人が後を絶ちません。
また、ユーザーは「秘密鍵」といわれる暗号化キーを管理する必要がありますが、それすら知らずに資金を引き出せなくなるケースも多く見受けられます。
今後も、仮想通貨市場には次々と新しい技術が持ち込まれるでしょう。
リスクを抑えつつ、投資機会を見いだすためには継続した情報収集が欠かせません。
ハッキングされやすい
仮想通貨投資では、ほかの投資手法以上にハッキングを警戒しなければなりません。
仮想通貨はオンライン上に存在するものなので、ハッキングの対象になりやすいからです。
個人が仮想通貨を保管するための「ウォレット」や取引所のアカウント情報がハッキングされ、資産を盗まれるケースは現に多発しています。
ハッキングの対象は個人にとどまらず、国内大手取引所のコインチェックも過去には5億ドル以上の被害に遭ったことがあるほどです。
近年はセキュリティ強化が図られているものの、完全に安全とは言い切れません。
投資詐欺が横行している
「仮想通貨はおすすめしない」といわれる理由のひとつとして、投資詐欺が横行している点も挙げられるでしょう。
仮想通貨市場には十分な知識・経験を持たない初心者が次々と参入しているため、詐欺師の標的になりやすいのです。
たとえば、SNSで出会った人物に架空の仮想通貨を購入させられたり、投資資金を指定口座に振り込むよう指示されたりするケースなどがあります。
「絶対に儲かる」「今投資すれば10倍になる」などの謳い文句は基本的に詐欺なので、信用してはいけません。
税率が高い
利益に高い税率が課せられることも、仮想通貨投資の大きなデメリットといえるでしょう。
たとえば、株式や投資信託の利益に対する税金は約20%です。
一方、仮想通貨の利益は給与などのほかの所得と合算され、所得額に応じて税率が上がっていきます。
【所得税率一覧】
| 課税対象の所得金額 | 税率 | 控除額 |
| 1,000円〜1,949,000円 | 5% | 0円 |
| 1,950,000円〜3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
| 3,300,000円〜6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
| 6,950,000円〜8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
| 9,000,000円〜17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
| 18,000,000円〜39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
| 40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
つまり、仮想通貨での利益が大きくなればなるほど、差し引かれる税金の金額も上がっていきます。
また、上記の所得税のほかに、10%の住民税が課税される点にも注意が必要です。
仮想通貨取引所が倒産するリスクもある
仮想通貨取引所が倒産するリスクがあることも、仮想通貨投資のデメリットといえるでしょう。
一般的に、仮想通貨の売買は仮想通貨取引所を介しておこなう必要があります。
取引所にお金を預け入れて仮想通貨を購入し、購入した仮想通貨もそのまま取引所で保有することになります。
その状況で仮想通貨取引所が倒産すると、預けているお金・仮想通貨を回収できない可能性が出てくるのです。
実際、ハッキングを受けた大手取引所が破綻し、10年以上経過した今も、顧客への返金が完了していない事例も存在します。
現在は金融庁の認可や規制が導入されたことで安全性は向上していますが、取引所の信用力は慎重に見極めるようにしてください。
情報収集が難しい
仮想通貨投資の情報収集は簡単なものではありません。
仮想通貨領域の技術進歩は著しく、トレンドも短期間で変化していきます。
ほとんどの一次情報は海外が発信源になっており、言語の壁もあるなかで、最新の情報を追い続けることは現実的ではないでしょう。
また、SNSやネット上にはフェイクニュースや煽り情報、詐欺まがいの宣伝も多く存在しているため、真偽の判別もつきにくい点にも注意が必要です。
継続的な情報収集には、膨大な時間・労力と分析能力が必要とされるので、投資初心者には難しい投資手法といえます。
通貨としての利用価値は低い
仮想通貨に通貨としての利用価値を見い出せるようになるのは、まだまだ時間がかかります。
前提として、仮想通貨は投資対象にされていますが、通貨としても利用可能です。
仮想通貨を利用すれば、オンライン上で送金・決済などが完結するため、国を超えた取引の利便性向上などが期待されています。
しかし、実際には送金時の手数料が高く、仮想通貨決済を導入する店舗も少ないなど、さまざまな障壁があり、実用性に欠けています。
今後、仮想通貨市場に変革が訪れるまでは、あくまでも投資先のひとつとして捉えておくのがよいでしょう。
仮想通貨投資のよくある失敗事例

仮想通貨投資では、以下のような失敗事例が数多く見受けられます。
- 投資資金を借金で工面した
- 根拠のない期待感を持ち続けてしまった
- 銘柄を適当に選定した
ここでは、失敗した要因と結果を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
投資資金を借金で工面した
仮想通貨投資の失敗事例でよく見られるのが、投資するために借金をしてしまうパターンです。
たしかに、投資資金が大きいほどリターンは大きくなります。
一方で、損失のリスクも高まるので、思惑通りに価格が動かなかった場合は一瞬で資産を失ってしまう可能性があります。
取引所によっては、手軽にレバレッジ取引ができることもありますが、基本的にはおすすめしません。
仮想通貨相場の予測は非常に難しいので、損する可能性があることを前提に、無理のない範囲で始めるようにしてください。
根拠のない期待感を持ち続けてしまった
根拠のない期待感を持ち続けた結果、仮想通貨投資に失敗するパターンも少なくありません。
仮想通貨は投資界隈のトレンドなので、「これから絶対に上がる」「今が仕込みどき」といった思い込みにとらわれやすくなります。
しかし、仮想通貨の価格はさまざまな要因で変動するため、簡単に予測できるものではありません。
SNSの情報を鵜呑みにしたり、過去の損失を無理に取り返そうとしていると、大きな下落局面に対応できず、資産を失ってしまいます。
単なる期待感ではなく、確かな根拠に基づく判断が失敗を回避するポイントといえるでしょう。
銘柄を適当に選定した
投資未経験者に多いのは、銘柄を適当に選定したことで失敗してしまうパターンです。
仮想通貨には、数千万種類以上の銘柄が存在するといわれています。
それぞれに価格の動き方は異なるので、銘柄選びが仮想通貨投資のカギを握るといっても過言ではないでしょう。
実際、開発体制が不透明だったり、プロジェクト自体が突然頓挫したりする銘柄も少なくありません。
投資した銘柄の価値がほぼなくなってしまうことも、仮想通貨の世界においてはよくあることです。
「なんとなく」「周りが買っているから」といった理由ではなく、時価総額や開発体制、コミュニティの活発度合など複数の観点で銘柄を選別しましょう。
仮想通貨投資で失敗しないためのポイント

仮想通貨投資では、以下のポイントを意識することで失敗を回避しやすくなります。
- 余剰資金を投資に回す
- 慣れるまではメジャーな通貨を中心に取引する
- 分散投資をおこなう
- 仮想通貨取引所の信頼性を確かめる
- 少額から始める
- レバレッジ取引は極力控える
- 手数料が安い方法で取引する
- 損切のタイミングを事前に決めておく
- セキュリティ対策を徹底する
投資全般に共通する基本知識ともいえるので、一つひとつのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
余剰資金を投資に回す
仮想通貨投資で失敗しないためには、余剰資金での投資を徹底しましょう。
余剰資金とは、毎月の生活費や非常時の備えなどを差し引いたあとに残ったお金のことです。
余剰資金の範囲内であれば、仮想通貨投資で損失が出たとしても、日々の生活に大きな影響は生じません。
特に仮想通貨投資は損失のリスクが高い手法なので、資金管理には十分注意しておく必要があります。
まずは毎月の収支を正確に算出し、将来のライフプランも見据えたうえで、余剰資金を洗い出すことから始めましょう。
慣れるまではメジャーな通貨を中心に取引する
仮想通貨投資に慣れるまでは、メジャーな通貨を中心に取引するのがおすすめです。
メジャーな通貨は情報量が圧倒的に多く、価格の乱高下も比較的抑えられています。
メジャーな通貨の代表例としては、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・エックスアールピー(XRP)などが挙げられるでしょう。
通貨を選定する際には、時価総額がひとつの目安になります。
ただし、メジャー通貨であってもリスクが高い投資先であることに違いはないので、慎重に取引する姿勢が大切です。
分散投資をおこなう
分散投資も仮想通貨投資で失敗しないための基本戦略です。
複数の通貨に投資しておけば、いずれかの通貨が暴落した場合でも、ほかの通貨の利益で損失をカバーできる可能性があります。
ただし、仮想通貨そのものがリスクの高い投資先なので、ほかの金融商品にも資産を分散させることが重要です。
たとえば、仮想通貨で積極的な運用をおこなう一方、個人向け国債で手堅い運用をするといった方法が考えられます。
また、取引のタイミングを分散させるのもひとつの方法です。
定期的に一定額を投資することで、高値掴み・安値売りを回避できるので、利益が安定しやすくなります。
仮想通貨取引所の信頼性を確かめる
仮想通貨を購入する際は、取引所の信頼性を事前に必ずチェックしておきましょう。
取引所によって、セキュリティ体制や財務の健全性は大きく異なるからです。
具体的には、以下のような点に着目しておくとよいでしょう。
- 金融庁の登録はあるか
- 運営会社は上場しているか
- 複数認証などのセキュリティ対策は徹底されているか
- 過去にハッキングされたことはないか
- 取引所と顧客の資産は分別管理されているか
- 口コミ・評判はよいか
最低限チェックしておくべきポイントは、金融庁の登録です。
登録を受けずに暗号資産交換業を営むことは違法とされているので、絶対に利用しないでください。
少額から始める
仮想通貨投資に慣れるまでは、少額で投資することをおすすめします。
仮想通貨は数百円でも購入できるので、実際の取引を体験しながら知識や経験を積むようにしましょう。
最初から多額の資金を投入しても、取引タイミングを逃したり、冷静さを失ったりして、大きな損失につながることが多いので注意してください。
ある程度の利益が出せるようになったところで、投資資金を増やすのでも遅くはありません。
レバレッジ取引は極力控える
仮想通貨投資において、レバレッジ取引は極力避けるべきです。
レバレッジ取引では自己資金以上の金額で大きな取引ができる一方、価格が逆方向に動いた場合は資産の大半を失ってしまうおそれもあります。
現物取引で投資感覚や知識を身につけ、リスク面も十分理解できた場合にのみ、レバレッジ取引に挑戦するのが賢明な判断といえるでしょう。
ハイリターンの裏には常にハイリスクがあるため、資産を守る意識は欠かせません。
手数料が安い方法で取引する
仮想通貨投資では、取引手数料も重視しておくべきです。
手数料が高いと、取引を繰り返すたびに手元の資金が減ってしまいます。
少しでも利益を残したいのであれば、手数料が安い取引所を選定することが大前提です。
また、一般的な仮想通貨取引所では、「販売所」と「取引所」を選択して仮想通貨の売買をおこないます。
- 販売所:仮想通貨の交換業者と利用者が取引する形式
- 取引所:利用者同士で取引する形式
基本的には、販売所のほうがシンプルな操作で仮想通貨を売買できる仕組みになっています。
しかし、手数料の面では取引所のほうが安いので、積極的に活用するようにしてください。
損切のタイミングを事前に決めておく
事前に損切りルールを決めておくことも、仮想通貨投資での失敗を防ぐコツです。
値下がり局面で「いつか戻るだろう」と根拠のない期待を持ち続けてしまうと、損失が膨らみ、身動きが取れなくなるおそれがあります。
そのため、「購入価格から10%下落したら損切りする」「資産を2%減らしたら損切する」など、マイルールを設定しておくようにしましょう。
もちろん、長期保有を前提にして、基本的には損切りしないというのも戦略のひとつといえます。
いずれにせよ、あらかじめルールを決めておき、感情に流されず冷静な判断ができる状態にしておくことが重要です。
セキュリティ対策を徹底する
自分の資産を守るためには、セキュリティ対策を徹底することが不可欠です。
仮想通貨の取引はオンライン上でおこなわれるため、ハッキングや個人情報流出などのリスクが高いとされています。
実際、ハッキングで仮想通貨を盗まれる事例は後を絶ちません。
セキュリティ対策としては、2段階認証の導入やオフラインのハードウェアウォレットでの資産管理などが効果的です。
また、利用している取引所以外からの不審なメールは絶対に開かないようにしてください。
仮想通貨投資に向いている人・おすすめしない人とは?

ここでは、仮想通貨投資に向いている人、向いていない人の特徴を解説します。
自分自身の性格や投資スタイルを振り返りながら、読み進めてみてください。
仮想通貨投資に向いている人の特徴
仮想通貨投資に向いている人の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 資金管理が得意な人
- リスクを承知で積極的にリターンを狙いたい人
- 継続して学習を続けられる人
資金管理が得意な人
資金管理が徹底できる人には、仮想通貨投資をおすすめします。
仮想通貨は価格変動が激しく、一度の下落で資産が大きく減少するリスクが常にあるため、手元資金のコントロール能力は必要不可欠です。
「余剰資金のみで運用する」「損切りラインを設定する」など、マイルールを厳守できる人はトラブルを回避しやすくなります。
ただし、資金管理能力は実践経験のなかで身に付いていく部分があるのも事実です。
そのため、無理のない範囲で投資を始め、実践経験を積むことが成功に向けた第一歩といえるでしょう。
リスクを承知で積極的にリターンを狙いたい人
仮想通貨投資は、リスクを理解したうえで積極的にリターンを狙っていきたい人に向いています。
仮想通貨はハイリスク・ハイリターンの投資先です。
大幅な暴落が発生する局面もある一方で、一晩で価格が数倍に高騰することも珍しくありません。
リスク許容度が高く、常に冷静な判断ができる人であれば、短期間で資産を大幅に増やすことも可能です。
ただし、分散投資や損切の設定など、リスク管理を徹底することも忘れてはいけません。
継続して学習を続けられる人
継続的な学習意欲がある人も、仮想通貨投資に適しています。
仮想通貨市場は規制・仕組みが頻繁にアップデートされ、政治家や著名人の言動にも敏感に反応するなどトピックが尽きることはありません。
そのなかで、常に最新情報を追いかけていれば、投資機会をいち早く捉えることができるのです。
投資は情報戦といっても過言ではなく、こまめに情報収集できる人が成功しやすいことを覚えておきましょう。
仮想通貨投資をおすすめしない人の特徴
仮想通貨投資をおすすめしない人の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 他人の意見を鵜呑みにしてしまう人
- 資金に余裕がない人
- 着実に資産を増やしていきたい人
他人の意見を鵜呑みにしてしまう人
自分で判断せず、他人の意見や噂をそのまま信用する人は、仮想通貨投資に手を出さないほうがよいでしょう。
仮想通貨市場には根拠のない情報やフェイクニュース、詐欺情報が氾濫しており、情報の取捨選択力が求められるからです。
たとえば、SNSで流れる投資話に影響されて安易に売買してしまうと、予期しない損失や詐欺被害に遭う可能性があります。
他人の情報を参考にするのも大切ですが、最終的な責任は自分自身で負わなければならないことを理解しておきましょう。
資金に余裕がない人
投資に充てられる余剰資金がない人も仮想通貨投資は避けるべきです。
無理して投資資金を捻出していると、損失が生じた場合に生活そのものに悪影響を及ぼします。
場合によっては借金を抱えたり、将来設計が崩れたりすることもあるでしょう。
余剰資金が確保できてはじめて、仮想通貨投資に着手することができるのです。
着実に資産を増やしていきたい人
安定的にコツコツと資産を増やしたい人は、仮想通貨投資に向いていません。
何度も繰り返しますが、仮想通貨投資はハイリスク・ハイリターンです。
資産が一気に増えることもあれば、資産の大半を失ってしまうこともあります。
魅力的な投資商品は数多く存在するので、リスクを抑えて着実に資産形成したいのであれば、ほかの選択肢を検討しましょう。
まとめ

仮想通貨投資はハイリターンが狙える一方で、元本割れのリスクが高く、専門知識や情報収集力を求められるなど、ハードルの高い投資手法といえます。
特に投資初心者は日々の相場や情報に振り回されることが多いので、精神的にも大きな負担がかかるでしょう。
「仮想通貨投資はおすすめしない」は言い過ぎな側面があるものの、的外れな意見ではないのです。
これから投資を始めるのであれば、まずはリスクを抑えて取り組める方法がおすすめです。
低リスクの投資手法は複数ありますが、近年は不動産クラウドファンディングが注目を集めています。
不動産クラウドファンディングとは、投資家から集めた資金を元手に事業者が不動産の購入・運用をおこなう仕組みのことです。
1万円程度の少額から出資ができるうえ、不動産の運用自体は事業者が担ってくれるので、投資家は不労所得に近いかたちで利益を得ることができます。
不動産クラウドファンディングに少しでも興味がある方は、ぜひ不動産BANKの公式サイトをチェックしてみてください。
不動産BANKでは、年利6%を狙える魅力的なファンドが随時立ち上がっています。
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