投資コラム
1万円から始められる投資手法7選!初心者が成果を出すコツも解説
「まずは少額から投資を始めてみたい」 「1万円でも投資を始める意味はあるのだろうか」 結論からいうと、1万円からでも投資を始めることは可能であり、資産を増やせる可能性も十分あります。 むしろ投資初心者の方は、まず1万円程 […]
「まずは少額から投資を始めてみたい」
「1万円でも投資を始める意味はあるのだろうか」
結論からいうと、1万円からでも投資を始めることは可能であり、資産を増やせる可能性も十分あります。
むしろ投資初心者の方は、まず1万円程度の少額から始めてみるのがおすすめです。
1万円での投資であれば、リスクを抑えながら、投資経験を積むことができます。
本記事では、1万円から始められる投資手法や初心者が成果を出すためのコツなどを解説します。
これから投資で資産形成を進めていきたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
- 1万円からでも投資を始める意味はある?
⇒ 投資は預貯金と比べて、資産を増やせる可能性が高い!1万円でも長期間運用すれば資産を大幅に増やせる! - 1万円から始められるおすすめの投資手法は?
⇒ 不動産クラウドファンディングなら1万円から出資できるので投資初心者におすすめ! - 1万円からの投資で成果を出すためのポイントは?
⇒ 損失のリスクを最小限に抑えることが重要!利益をコツコツ積み上げよう!
目次
1万円からでも投資を始める意味はある!

結論として、1万円からの投資でも十分に意味があり、長期的な資産形成につながります。
投資は大金がなければ始められないと思われがちですが、少額からでも投資を始めるべき理由について詳しくみていきましょう。
預貯金よりも運用効率が良い
そもそも投資は、預貯金と比較して圧倒的に運用効率が優れています。
預金金利は上昇傾向にあるとはいえ、基本的に年利1%を上回ることはありません。
仮に1万円を1年間預けても、利息は100円にも満たない計算です。
一方、不動産クラウドファンディングなどに投資すれば、初心者でも年利5%程度は狙えます。
たった数%の差ではありますが、運用期間が長くなるほど資産の増え幅には大きな差が生じてくるでしょう。
また、近年は物価上昇が続いているため、預貯金で現金のまま保有していると実質的な価値が目減りしてしまいます。
インフレから資産を守り、着実に増やしていくためにも、投資による運用は不可欠といえるでしょう。
長期間運用すれば資産を大幅に増やせる
少額であっても長期間運用を続ければ、資産を大幅に増やすことができます。
運用期間が長くなればなるほど、複利効果が発揮されやすくなるためです。
複利効果とは、利益の再投資によって、利益が利益を生み出す仕組みのことを指します。
スタートは少額であっても、利益を再投資に回し続ければ、運用額はどんどん増えていきます。
すると、そこから生じる利益も必然的に増加していくわけです。
早く始めるほど複利効果が大きくなるため、1万円からでもいいので、できるだけ早く運用を始めることをおすすめします。
毎月1万円投資すると10年後・20年後・30年後にどのくらい増える?

少額投資というと、資産が増えていくイメージを持てない方も多いのではないでしょうか。
そこで、毎月1万円を積み立て、年利3%・5%・7%で運用した場合を想定し、資産の増え方をシミュレーションしてみました。
| 3% | 5% | 7% | |
| 5年後 | 約65万円(+5万円) | 約68万円(+8万円) | 約72万円(+12万円) |
| 10年後 | 約140万円(+20万円) | 約155万円(+35万円) | 約173万円(+53万円) |
| 15年後 | 約227万円(+47万円) | 約267万円(+87万円) | 約316万円(+136万円) |
| 20年後 | 約328万円(+88万円) | 約409万円(+169万円) | 約518万円(+278万円) |
| 25年後 | 約445万円(+145万円) | 約592万円(+292万円) | 約802万円(+502万円) |
| 30年後 | 約580万円(+220万円) | 約825万円(+465万円) | 約1,204万円(+844万円) |
シミュレーション結果からもわかるように、運用年数が長くなるにつれて資産は加速度的に増加していきます。
毎月1万円という少額であってもコツコツ運用を続ければ、1,000万円以上に増やすことも十分可能です。
1万円から始められるおすすめの投資手法7選

ここでは、1万円程度の少額から始められる代表的な投資手法を7つ紹介します。
- 不動産クラウドファンディング
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
- REIT(不動産投資信託)
- 単元未満株・ミニ株
- 個人向け国債
- 貴金属投資
それぞれの投資手法には異なる特徴があり、リスク・リターンや運用期間などもさまざまなので、自身の運用方針に合ったものを適切に選択しましょう。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは、インターネット上で複数の投資家から資金を集め、事業者が不動産を購入・運用する仕組みのことです。
投資家に対しては、出資額に応じて運用益の一部が分配されます。
通常、不動産に投資するには多額の資金が必要ですが、複数人で共同出資する不動産クラウドファンディングなら1万円程度の少額で始められます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・少額から不動産投資ができる ・物件管理の手間がかからない ・インフレ対策になる ・高利回りが期待できる | ・原則途中解約ができない ・人気ファンドがクリック合戦になる ・事業者の倒産リスクがある |
不動産クラウドファンディングの大きな特徴は、優先劣後方式を採用しているサービスが多い点です。
優先劣後方式とは、損失が発生した場合に事業者の出資分から優先的に補填される仕組みで、投資家のリスクを軽減する効果があります。
また、10%近くの利回りを出しているファンドもあるなど、収益性が高い点も魅力のひとつといえるでしょう。
不動産クラウドファンディングサービスは数多くありますが、なかでも不動産BANKがおすすめです。
不動産BANKは、中古アパート販売実績No.1の株式会社ファミリーコーポレーションが運用しているサービスであり、資産価値の落ちにくい首都圏の中古物件を主に取り扱っています。
随時魅力的なファンドが立ち上がっているので、ぜひ一度公式サイトをチェックしてみてください。
投資信託
投資信託は、投資家から集めた資金をひとつにまとめ、資産運用の専門家が株式や債券などに投資する金融商品です。
投資家は保有量に応じて、運用益の一部を受け取れます。
大手の証券会社で口座を開設すれば、100円から積立設定を行うことができるので、初心者には特に適した投資手法といえるでしょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・少額で投資できる ・専門家に運用を任せられる ・銘柄が豊富にある ・自動で積立投資ができる | ・専門家に運用を任せるための「信託報酬」がかかる ・注文と約定にタイムラグがある |
投資信託の中でも、初心者にはインデックスファンドがおすすめです。
インデックスファンドは、日経平均株価のような特定の指数に連動するように運用されており、手数料が低く、安定した運用益を期待できます。
最近注目を集めている「S&P500」や「オール・カントリー」なども、投資信託の銘柄のひとつです。
ETF(上場投資信託)
ETFは、証券取引所に上場している投資信託のことです。
1日1回しか価格が更新しない通常の投資信託とは異なり、市場が開いている間は常に価格が変動し、いつでも取引できる点が特徴といえます。
銘柄の選択肢は限られますが、1万円程度から購入することも可能です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・信託報酬が低い ・リアルタイムで売買できる | ・銘柄数が少ない ・自動積立に対応していないことが多い |
ETFは、運用コストの低さが最大の魅力です。
通常の投資信託と比較して信託報酬が低く設定されているため、長期保有するほどコスト面でのメリットが大きくなります。
REIT(不動産投資信託)
REITは、不動産に特化した投資信託です。
オフィスビル・商業施設・マンションなどの不動産に投資し、そこから得られる賃料収入や売却益の一部が投資家に分配されます。
1万円あれば、複数の選択肢の中から好きな銘柄を選ぶことも可能です。
不動産クラウドファンディングと同様、少額で不動産に投資してみたい方にぴったりの投資手法といえるでしょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・少額で不動産に投資できる ・安定した分配金が期待できる ・物件管理の手間がかからない | ・金利上昇の影響を受けやすい ・空室リスクや災害リスクなどが生じる ・事業者の倒産リスクがある |
REITには、利益の大部分を投資家に還元すると、事業者が税制優遇される仕組みがあります。
そのため、積極的に分配金が出されるようになり、結果として利回りが高くなりやすいのです。
また、REITが投資対象とする不動産はインフレ時に価値が上昇しやすいので、資産の目減りを防ぐ効果も期待できるでしょう。
単元未満株・ミニ株
単元未満株・ミニ株は、通常100株単位で取引される株式を1株から購入できるサービスです。
一般的な取引では数十万円が必要な有名企業の株式も、数千円程度から購入できるようになります。
証券会社によって「単元未満株」「ミニ株」「プチ株」など呼び方は異なりますが、基本的な仕組みは同じです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・少額で有名企業の株が買える ・配当金を受け取れる | ・売買手数料が高額になりやすい ・取引時間が制限されることもある ・リアルタイムで取引できないことが多い ・議決権は付与されない ・株主優待を受けられないことが多い |
単元未満株の魅力は、少額でさまざまな企業の株式に分散投資できる点です。
また、保有株数に応じて配当金を受け取ることもできます。
ただし、基本的に株主優待は受けられず、株主総会の議決権ももらえないので、株式投資の醍醐味を味わいたい人には物足りなく感じられるかもしれません。
個人向け国債
個人向け国債は、国が資金調達のために発行している有価証券のことです。
債券の保有者には、定期的に利子が付与されます。
そして、満期まで保有すれば元本が全額返還されるため、利息の分だけほぼ確実に得する仕組みになっているのです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・元本割れのリスクが極めて低い ・最低金利が保証されている | ・大きなリターンは期待できない ・途中解約には制限がある ・インフレに弱い |
個人向け国債の最低購入額は、1万円に設定されています。
満期・金利タイプなどによって以下の3種類に分かれているので、運用目的に合わせて適切に選択してください。
| 固定3年 | 固定5年 | 変動10年 | |
|---|---|---|---|
| 満期 | 3年 | 5年 | 10年 |
| 金利タイプ | 固定金利 | 変動金利 | |
| 金利設定方法 | 基準金利-0.03% | 基準金利-0.05% | 基準金利×0.66 |
| 金利の下限 | 0.05% | ||
| 利子の受け取り | 年2回 | ||
| 購入単価 | 1万円単位 | ||
個人向け国債は、安全性を最優先したい方に適した投資手法です。
購入から1年経過すれば中途換金も可能で、直近2回分の利子相当額を差し引かれますが、元本は守られます。
貴金属投資
貴金属投資は、金やプラチナなどの貴金属を購入して保有し、価格上昇による売却益を狙う投資手法です。
現在は貴金属の価格が高騰しており、現物を購入するのは難しいかもしれませんが、証券口座での積立サービスを利用すれば、毎月1万円程度からでも始められます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・インフレに強い ・有事の際に価値が上がる | ・配当や利息は得られない ・現物購入は保有コストがかかる ・売買手数料が高い |
貴金属の特徴は、経済危機や政治的・軍事的リスクが高まったときに、価格が上昇することです。
特に金は「有事の金」と呼ばれるほど、安全資産として好まれる傾向にあります。
リスクヘッジのために、ポートフォリオのひとつに入れておくことも検討してみてください。
1万円からの投資で成果を出すためのポイント

1万円からの投資で失敗を避け、着実に資産を増やしていくためのポイントは以下のとおりです。
- 運用目的を決めておく
- 余剰資金の範囲内で投資する
- 長期・積立運用を意識する
- 情報収集を継続する
- ロボアドバイザーを利用する
- 公的制度を活用する
投資の基本ともいえる内容ばかりなので、一つ一つのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
運用目的を決めておく
投資を始める前に、まずは運用目的を明確にしておきましょう。
いつまでにいくらまで増やしたいのかによって、選択するべき投資手法が変わってくるためです。
たとえば、3年後の結婚資金を貯めることが目標であれば、リスクの高い株式に投資するよりも、低リスクで計画的に運用できる不動産クラウドファンディングや個人向け債券などが適しています。
また、運用目的が明確であれば、市場が大きく変動したときでも冷静に対処でき、感情的な売買を避けられるでしょう。
運用目的はライフステージや収入の状況などによっても変わってくるので、定期的に見直すことも大切です。
余剰資金の範囲内で投資する
投資は、必ず余剰資金の範囲内で行うようにしましょう。
余剰資金とは、生活費や緊急時の備えを除いた、当面使う予定のないお金のことです。
生活に必要な資金まで投資に回してしまうと、急な出費が発生したときに不本意なタイミングで保有資産を売却することになってしまいます。
家族構成にもよりますが、最低でも3ヵ月から半年分の生活費は現金で確保しておくようにしてください。
長期・積立運用を意識する
1万円からの少額投資で成果を出すには、長期・積立運用を意識することも重要です。
短期的な値動きで利益を狙うには、ある程度まとまった資金が必要になりますが、長期間コツコツと積み立てていけば、少額でも複利効果によって大きな資産を築くことができます。
上述したとおり、毎月1万円ずつ積み立てて年利5%で運用すれば、20年後には約400万円、30年後には800万円以上の資産になる計算です。
また、定期的に一定額を投資することで、価格が高いときは少なく、安いときは多く購入できるため、高値掴みのリスクを抑えられます。
情報収集を継続する
投資で成果を出すためには、継続的な情報収集が欠かせません。
経済情勢や市場動向、投資先企業の業績など、さまざまな情報をもとに適切な投資判断を下す必要があるためです。
ただし、初心者のうちから専門的な情報を追いかける必要はなく、まずは経済ニュースや投資関連のWebサイト、書籍などで基礎知識を身につけることから始めましょう。
最近では、YouTubeやSNSでも投資に関する有益な情報が発信されており、通勤時間や隙間時間を活用して学ぶことができます。
情報収集を習慣化することで、投資判断の精度が高まり、リスク管理能力も向上していくはずです。
ロボアドバイザーを利用する
投資初心者の方は、ロボアドバイザーを利用してみるのもよいでしょう。
ロボアドバイザーとは、AIが資産運用をサポートしてくれるサービスです。
リスク許容度や運用目標などを入力するだけで、最適なポートフォリオを提案してくれます。
さらに「投資一任型」のサービスを利用すれば、実際の取引やリバランスまで任せることも可能です。
ただし、ロボアドバイザーの手数料は高額になりやすく、利益を圧迫される点には注意してください。
公的制度を活用する
1万円から投資を始める場合は、公的制度も積極的に活用しましょう。
主にNISAとiDeCoの2種類が挙げられるので、それぞれの特徴を詳しく解説します。
NISA(少額投資非課税制度)
NISAは、少額投資を後押しするために作られた公的制度です。
日本在住の18歳以上であれば、誰でもNISA口座を開設できます。
NISA口座で投資するメリットは、運用益が非課税になる点です。
通常、投資の運用益には20.315%の税金がかかるので、仮に10万円の利益が出ても約8万円しか手元に残りません。
しかし、NISA口座で運用するだけで、10万円をそのまま受け取れるようになります。
NISAは年間の投資枠や投資対象によって、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に分かれているので、適切に使い分けましょう。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有期間 | 無期限 | |
| 非課税保有限度額 | 総枠1,800万円 (成長投資枠に限っては1,200万円が上限) | |
| 投資対象 | 投資信託 | 株式・ETF・REIT・投資信託など |
毎月1万円程度の投資であれば、上限額を気にする必要はありません。
投資信託に投資するなら「つみたて投資枠」、それ以外に投資するなら「成長投資枠」を選んでおくとよいでしょう。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoは、老後資金の形成に特化した私的年金制度です。
20歳以上の国民年金被保険者であれば、基本的に誰でもiDeCo口座を開設できます。
iDeCo口座で投資するメリットは2つあり、1つ目はNISA同様に運用益が非課税になることです。
約20%の税金を回避できるので、効率よく資産形成を進められます。
2つ目は、掛金が全額所得控除になることです。
拠出した掛金の分だけ所得を減らせるので、所得税・住民税の節税につながります。
たとえば、年収500万円の会社員が毎月1万円拠出すると、年間で2万円近く節税できる計算です。
なお、iDeCoの掛金は職業や加入している年金制度によって拠出限度額が異なります。
【iDeCoの掛金上限一覧】
| 対象者 | 掛金上限(月額) | 備考 |
|---|---|---|
| 第1号被保険者 (自営業者・フリーランス・学生) | 6万8,000円 | 国民年金基金の掛金との合計で6万8,000円が上限 |
| 第2号被保険者 (会社員:企業年金なし) | 2万3,000円 | 企業型DCや企業年金に加入していない場合の上限 |
| 第2号被保険者 (会社員:企業年金あり) | 2万円 | iDeCoと企業型DCおよび企業年金掛金の合計では55,000円が上限 |
| 第2号被保険者(公務員) | 2万円 | 法改正により勤務先からの証明書提出が撤廃 |
| 第3号被保険者 (会社員や公務員などの被扶養者) | 2万3,000円 | 主に専業主婦・主夫が対象 |
メリットの大きいiDeCoですが、運用している資産は原則60歳まで引き出せません。
お金の工面が必要になったときもiDeCoの資産は頼れないので、無理のない範囲で拠出額を設定することが重要です。
投資初心者が1万円から投資を始める際の注意点

投資初心者が1万円から投資を始める際は、以下の5点に注意しましょう。
- 元本割れする可能性がある
- 無理にハイリターンを狙おうとしない
- 価格変動に一喜一憂しない
- 確定申告が必要になることがある
- 手数料が割高になりやすい
たとえ少額でも投資にはリスクがあるので、しっかりと対策を講じておくことが重要です。
元本割れする可能性がある
投資には、元本割れのリスクが常に存在します。
預貯金とは異なり、投資商品には元本保証がありません。
たとえば、購入した株式の銘柄が下落すると、その差額が損失となってしまいます。
しかし、将来利益が出るかどうかを完璧に予想することは不可能です。
損する可能性があることを前提とし、いかにリスクを抑えて、利益を積み上げられるかが重要になってきます。
無理にハイリターンを狙おうとしない
少額投資を始める際、早く資産を増やしたいという焦りから、無理にハイリターンを狙ってしまう人も少なくありません。
しかし、投資の世界において、リターンとリスクは比例関係にあります。
大きな利益を狙える投資商品ほど、大きな損失を被る可能性も高くなります。
たとえば、1万円を短期間で10万円にしようとして、レバレッジをかけたFX取引や値動きの激しい仮想通貨に投資すると、逆に資産を大幅に減らしてしまうリスクがあるのです。
特に投資初心者は市場の動きを読む経験が乏しいため、ハイリスク商品への投資はおすすめしません。
1万円からの投資では、まず年利3~5%程度の現実的なリターンを目標に、堅実な運用を心がけてください。
価格変動に一喜一憂しない
投資初心者は毎日の価格変動が気になりがちですが、短期的な値動きに一喜一憂することは避けるべきです。
感情に任せて売買を繰り返していては、手数料がかさむだけでなく、高値掴みや安値売りといった失敗を招きやすくなります。
実際、価格が急落したとしても、時間の経過とともに元の水準まで戻るケースは非常に多いです。
そのため、まずは長期的な視点を持つようにしましょう。
そして、保有商品を手放す場合でも合理的な理由があるかどうかを考えることが大切です。
確定申告が必要になることがある
投資で利益が出た場合、確定申告が必要になるケースがあります。
投資による利益には約20%の税金がかかるため、1年間でいくら稼いだのかを申告しなければならないのです。
主には、以下に該当する方が確定申告の対象になります。
- 個人事業主やフリーランスなどの毎年確定申告をしている人
- 会社員で給与所得以外の所得が20万円を超える人
なお、証券会社で特定口座(源泉徴収あり)を開設していれば、自動的に納税されているので確定申告は不要です。
ただし、複数の証券会社で取引していて損益を通算したい場合や、損失を翌年以降に繰り越したい場合は確定申告が必要になります。
手数料が割高になりやすい
1万円という少額投資では、手数料の負担が相対的に大きくなりやすい点に注意が必要です。
たとえば、売買手数料が一律500円の証券会社で1万円分の株式を購入すると、手数料率は5%にもなってしまいます。
つまり、年利5%で運用しても、手数料だけで利益が消えてしまう計算です。
少額投資を行う際は手数料無料のネット証券を選んだり、購入時手数料が無料のノーロード投資信託を選んだりすることで、コストを抑えるようにしましょう。
また、頻繁に売買を繰り返すと手数料がかさむため、長期保有を基本戦略とすることで負担を最小限に抑えられます。
1万円から投資する際によくある質問

最後に、少額投資に関してよくある質問とその回答を紹介します。
同様の疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。
1万円から投資を始めて100万円にするには何年かかる?
毎月1万円を投資した場合、100万円にするまでに必要な期間は以下のとおりです。
- 利回り3%で運用した場合:7~8年後
- 利回り5%で運用した場合:7年後
- 利回り7%で運用した場合:6~7年後
毎月1万円でもコツコツ積み立てを続ければ、数年で100万円に増やせる可能性は十分あります。
また、ボーナス時に追加投資するなど、投資額を増やす工夫をすることで、目標達成までの期間をさらに短縮できるでしょう。
1万円をすぐに10万円にする投資手法はある?
1万円をすぐに10万円にする投資手法は基本的に存在しません。
偶発的に資産を10倍にできることはありますが、再現性は非常に低いといえます。
たとえば、FXのレバレッジ取引や仮想通貨投資で資産が何十倍になった人は数多くいますが、これからも同じような成果が出るとは限りません。
むしろリスクが高いので、資産の大半を失ってしまう可能性さえあります。
余剰資金があるなら1万円から10万円を目指すのもよいですが、投資というより、ギャンブルの要素が強くなってしまう点に注意しておきましょう。
まとめ

1万円からの投資は、誰もが今日から始められる現実的な資産形成の手段です。
預貯金よりも高い運用効率が期待でき、長期・積立運用を継続すれば複利の力で資産を大きく増やすことができます。
これから投資を始めたいという方には、不動産クラウドファンディングがおすすめです。
不動産クラウドファンディングなら1万円から始められ、物件の運用も事業者に任せられるので、資金力に乏しい投資初心者や普段仕事で忙しい方に適しています。
少しでも不動産クラウドファンディングに興味がある方は、不動産BANKの公式サイトをチェックしてみてください。
不動産BANKでは、年6%の高利回りを狙えるファンドが随時立ち上がっています。
すべての手続きがオンラインで完結できるので、まずは会員登録だけでも済ませてみてはいかがでしょうか。
