投資コラム
お金を増やす方法は収入増・支出減・投資の3つ!コツや注意点も解説
「いつまでたってもお金の悩みが尽きない」
「今の収入だけでは、なかなか貯蓄が増えていかない」
近年は物価が著しく上昇していることもあり、なんとかお金を増やす方法はないものかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ひとくちに「お金を増やす」といっても、その方法は実にさまざまです。
収入を上げる、支出を減らす、投資で運用するなど、自分に合った手段を選ぶことが資産を築く鍵となります。
本記事では、お金を増やす方法を具体的な手順を含めて解説します。
効率よくお金を増やすためのポイントや注意点もまとめているので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
- お金を増やす方法にはどんな種類がある?
⇒ 「収入を上げる」「支出を減らす」「投資で増やす」の3種類に分類できる - 効率よくお金を増やすにはどうすればいい?
⇒ 余剰資金がある場合は投資にチャレンジするのがおすすめ! - お金を増やす際に気をつけることは?
⇒ 確実に増やせる方法はなく、リスクを抑えて計画的に取り組むことが大切
目次
お金を増やす方法は3種類に分類される

お金を増やす方法は以下のとおり、「収入を上げる」「支出を減らす」「投資(資産運用)で増やす」の3つに分類されます。
| 分類 | 概要 | 主な手段 |
|---|---|---|
| 収入を上げる | 入ってくるお金そのものを増やす | 昇進・転職・副業など |
| 支出を減らす | 出ていくお金を抑えて手元に残す | 固定費削減・節税など |
| 投資で増やす | お金に働いてもらい資産を育てる | 株式投資・投資信託など |
お金を増やすためのアプローチはそれぞれ異なります。
仕事とのキャリアや家庭事情などを考慮したうえで、最適な方法を選択することが大切です。
お金を増やす方法1|収入を上げる

お金を増やす1つ目の方法は、収入そのものを引き上げることです。
ここでは、収入アップにつながる6つの具体的な手段を紹介します。
社内で昇進する
収入を安定的に増やしたいのであれば、社内での昇進を目指しましょう。
役職が上がれば基本給がベースアップするうえ、役職手当などが加わり、継続的な収入増につながります。
日々の業務で成果を出してアピールしたり、業務に役立つ資格を取得したりすることが昇進への近道です。
また、後輩の指導やチームのマネジメントを積極的に引き受け、リーダーとしての適性を示すのもよいでしょう。
ただし、昇進には一定の時間がかかるうえ、努力したからといって必ず実現するとは限りません。
社内の評価制度をあらかじめ確認し、求められる成果から逆算して行動することが大切です。
社内の手当を有効活用する
勤務先の手当を有効活用することも、実質的な収入アップを図る方法のひとつです。
手当の種類や内容は、会社によって大きく異なります。
住宅手当や残業手当のほか、皆勤手当・テレワーク手当・健康増進手当などのユニークな手当を導入している会社も少なくありません。
また、財形貯蓄制度や持株会など、資産形成を後押しする仕組みが設けられている場合もあるので、最大限活用することを意識しておきましょう。
まずは就業規則や社内ポータルを確認し、自分が使えていない制度がないかをチェックしてみてください。
今よりも給与が高い企業に転職する
より短期間で収入を大きく上げたい場合は、給与水準の高い企業に転職するのもひとつの方法です。
昇進が社内の評価制度に左右されるのに対し、転職であれば自分の意思で年収アップを狙えます。
これまで培ったスキルや経験を活かせる業界や、人材需要の高い職種であれば、好条件での採用が期待できるでしょう。
近年は転職エージェントや求人サイトも充実しており、自分の市場価値を客観的に把握しやすくなっているので、試しに登録してみるのもおすすめです。
ただし、転職活動は大きな負担をともなううえ、職場環境が変わることに不安を感じる人もいるでしょう。
転職に成功しても、すぐに辞めることになってしまっては逆に収入を減らしてしまうので、焦らず慎重に行動することが大切です。
副業で収入源を増やす
本業を続けながら収入を増やしたい方には、副業に取り組むことをおすすめします。
副業であれば本業に大きな影響を与えずに収入源を増やせるうえ、新たなスキルを身に付けて転職に活かすことも可能です。
たとえば、Webライティング・動画編集・ハンドメイド販売など、未経験からでも始めやすい仕事は数多く存在します。
自分の得意分野を活かせる副業を選べば、無理なく継続できるはずです。
ただし、勤務先によっては副業が禁止されている場合もあるので、まずは就業規則を確認しておく必要があります。
また、副業による所得が一定額を超えると確定申告が必要になる点にも注意が必要です。
不用品を売ってお金に換える
手軽にお金を増やしたいのであれば、使っていない不用品を売却するのも有効な手段です。
不用品の売却は元手がほとんどかからず、思い立ったらすぐに現金化できる点が魅力といえます。
具体的には、フリマアプリやネットオークション、リサイクルショップの買取サービスなどを利用する方法が挙げられます。
衣類・家電・書籍・ブランド品など、自宅に眠っているものが思わぬ価格で売れるケースも少なくありません。
ただし、不用品の売却で得られるお金は一時的なものであり、継続的な収入にはなりにくいことを理解しておきましょう。
独立・起業して事業を立ち上げる
収入の上限を大きく引き上げたい場合は、独立・起業という選択肢もあります。
会社員の収入は給与体系の範囲内にとどまりますが、自ら事業を立ち上げれば成功度合いに応じて青天井に伸びる可能性があるためです。
軌道に乗れば、会社員時代を大きく上回る収入を得られることもあるでしょう。
一方で、独立・起業には収入が不安定になるリスクが伴い、事業がうまくいかなければ生活が苦しくなるおそれもあります。
お金に対する不安があるのなら、いきなり退職するのではなく、まずは副業として小さく始め、十分な見通しが立ってから踏み切るのがおすすめです。
お金を増やす方法2|支出を減らす

お金を増やす2つ目の方法は、日々の支出を減らすことです。
収入を上げるよりも取り組みやすく、効果がすぐに表れやすい点が支出削減の強みといえます。
ここでは、無理なく支出を抑えるための7つの方法を紹介していきます。
収支管理を徹底する
支出を減らす第一歩は、収支管理を徹底することです。
そもそも毎月いくら入って、いくら出ていくのかを把握できていなければ、どこを削るべきか判断できません。
まずは、家計簿アプリなどを活用し、支出を「食費」「光熱費」「娯楽費」などの項目ごとに分類してみましょう。
支出を可視化することで、無意識のうちに使いすぎている費目が見えてきます。
固定費を削減する
支出を効率よく抑えたいのであれば、固定費の削減に取り組むのもおすすめです。
固定費は一度見直すだけで節約効果が続くため、娯楽費や食費などの変動費を切り詰めるよりも、負担なく支出を減らせます。
代表的な固定費としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。
- 家賃や住宅ローンの返済額
- スマホやインターネットの通信費
- 生命保険や自動車保険などの保険料
- 動画配信サービスなどのサブスクリプション
- 使用していないジムや習い事の会費
たとえば、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、毎月の通信費を数千円単位で抑えられることもあります。
また、加入したまま放置している保険を見直したり、使っていないサブスクを解約したりするのも効果的です。
分割払い・リボ払いの利用を控える
無駄な支出を抑えるためには、分割払いやリボ払いの利用を控えることが大切です。
分割払いやリボ払いには手数料がかかるため、金銭的な負担が大きくなります。
特にリボ払いは、毎月の返済額が一定で家計に優しく見えますが、手数料の年率が18%程度と高く設定されているケースが一般的です。
後先を考えずにリボ払いを使っていると、なかなか元本が減らないという状況に陥りやすくなります。
買い物の際は原則として一括払いを選び、手数料という余計な出費を避けることが重要です。
節税する
公的制度を活用した節税も、手元に残るお金を増やすことにつながります。
税金は工夫次第で減らせるにもかかわらず、制度を知らずに損している人は少なくありません。
代表的な節税制度には、以下のようなものがあります。
| 制度 | 概要 |
|---|---|
| ふるさと納税 | 自治体への寄付により、実質2,000円の負担で返礼品を受け取れる |
| 医療費控除 | 年間の医療費が一定額(原則10万円または所得の5%)を超えた分を所得から控除できる |
| 生命保険料控除 | 支払った生命保険料に応じて所得から控除できる |
| セルフメディケーション税制 | 対象市販薬の購入費用のうち、1万2,000円を超えた分を所得から控除できる(上限8万8,000円) |
| 特定支出控除 | 会社員が業務上自己負担した場合に、給与所得控除額の2分の1を超えた分を所得から控除できる |
節税制度の対象になる場合は、確定申告や年末調整で申請するケースが一般的です。
書類の収集が必要になることもあるので、早めに利用できる制度を把握し、準備を進めておくようにしましょう。
ポイントサービスを活用する
ポイントサービスの活用も賢くお金を貯めるうえで有効な手段のひとつです。
貯まったポイントを支払いに充てれば、その分だけ現金の出費を減らせます。
ポイントサービスの種類は、支払額の一部が還元されるタイプや、店舗に訪れるだけでポイントが付与されるタイプなどさまざまです。
自分のライフスタイルにあったサービスを選べば、日常生活の中で無理なくポイントをためることができます。
ただし、ポイントを貯めるために不要なものまで購入してしまっては本末転倒です。
また、貯めたポイントには有効期限が設けられていることも多いので、使い忘れには注意しましょう。
ローンの繰上げ返済・借換えに踏み切る
住宅ローンや自動車ローンなどを抱えている場合は、繰上げ返済・借換えに踏み切るのもひとつの方法です。
- 繰上げ返済:元本の一部を前倒しで返済する方法
- 借換え:現在より金利の低いローンに乗り換える方法
繰上げ返済・借換えをおこなえば、利息の負担が抑えられ、返済総額を圧縮することができます。
ただし、手続きに事務手数料がかかるケースもあるので、費用対効果を考慮したうえで最終的な判断を下すことが大切です。
また、繰上げ返済は無理しておこなうものではありません。
生活費まで削って繰上げ返済してしまうと、急な出費が生じた際に再び借金する羽目になります。
先取り貯蓄をおこなう
無駄遣いでお金が貯まらないという方は、先取り貯蓄を取り入れてみましょう。
先取り貯蓄とは、給与が入った段階で一定額を貯蓄に回す仕組みのことです。
人はお金があるとついつい使ってしまいがちなので、「余ったら貯める」という方法では思うように貯蓄が進みません。
その点、先取り貯蓄をしていれば、残ったお金の範囲で生活する習慣が自然と身につき、浪費を防ぐことができます。
具体的には、給与振込口座から自動で別口座に積み立てられるサービスや、給与から天引きされる財形貯蓄制度などを活用してみてください。
機械的に先取り貯蓄ができる仕組みを作っておけば、意志が弱くてもお金を貯められるようになるはずです。
お金を増やす方法3|投資(資産運用)で増やす

預金金利は上昇傾向にあるとはいえ、年利1%を上回る商品は限られており、資産を大きく増やすのは難しいのが現状です。
そのため、お金を効率的に増やすためには、投資(資産運用)に踏み切ることも重要になってきます。
ここでは、おすすめの投資方法を運用スタイル別に紹介するので、参考にしてみてください。
ほったらかしで運用したい場合におすすめの方法
手間をかけずに資産運用したい方には、運用をプロに任せられる方法がおすすめです。
日々の値動きをチェックしたり、売買のタイミングを判断したりする必要がなく、仕事や家事に集中しながらでも資産を増やせる可能性があります。
ほったらかし投資に適した手法は以下のとおりです。
| 投資手法 | 主な特徴 |
|---|---|
| 不動産クラウドファンディング | 事業者が不動産を運用し、運用益の一部が投資家に分配される |
| 現物不動産投資 | 不動産を購入し、貸し出すことで安定的に家賃収入を得る(物件管理や入居者対応などは不動産会社に委託可能) |
| 投資信託 | 事業者が銘柄の選定や運用を担い、運用益の一部が投資家に分配される |
| ロボアドバイザー | AIが資産配分の提案や実際の運用を自動でおこなう |
ただし、事業者に運用を任せる方法は、手数料の負担を求められるケースが一般的です。
手数料の設定は事業者や投資商品によって異なるので、あらかじめ比較検討しておくようにしましょう。
自分で積極的に運用したい場合におすすめの方法
投資先の選定や商品の売買を自分の判断でおこない、裁量をもって運用したい場合は以下の手法がおすすめです。
| 投資手法 | 主な特徴 |
|---|---|
| 株式投資 | 企業が発行する株式を売買し、値上がり益や配当を狙う |
| FX | 2か国の通貨をペアで売買し、為替差益を狙う |
| 暗号資産(仮想通貨) | ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)を売買し、値上がり益を狙う |
上記の投資手法は比較的価格変動が激しく、積極的に取引すれば短期間で資産を大幅に増やせる可能性があります。
しかし、損失のリスクも大きいため、余剰資金が多い人や投資に慣れた経験者向けの手法といえるでしょう。
堅実にお金を増やしたい場合におすすめの方法
損失をできるだけ抑えながら着実にお金を増やしたい方には、以下のような安全性を重視した方法が適しています。
| 投資手法 | 主な特徴 |
|---|---|
| 個人向け国債 | 国が発行する債券を購入し、半年に1回利息を受け取り、満期後に元本を返してもらう |
| 社債 | 企業が発行する債券を購入し、定期的に利息を受け取り、満期後に元本を返してもらう |
| 定期預金 | 銀行に一定期間お金を預け入れ、利息を受け取る |
堅実にお金を増やす方法は安全性が高い分、得られるリターンは小さい傾向にあります。
また、可能性は低いものの、国が財政破綻したり企業が倒産したりした場合には、損する可能性がある点にも注意しておきましょう。
効率よくお金を増やすためのポイント

ここでは、効率よくお金を増やすために意識しておくべき3つのポイントを解説します。
お金を増やす目的を明確にする
お金を効率よく増やすためには、まず目的を決めておくことが大切です。
目的がはっきりしていれば、必要な金額や期限から逆算して、最適な手段を選びやすくなります。
たとえば、無理せず、日々の生活の中でコツコツお金を増やしたいのであれば、節約や副業などに力を入れるのがおすすめです。
一方で、リスクをとってでも短期間でお金を増やしたいのなら、株式投資などの資産運用を始めることも選択肢に入ってくるでしょう。
また、目標を定めることは、モチベーションの維持につながるメリットもあります。
マネーリテラシーを身に付ける
効率よくお金を増やしていくには、マネーリテラシー、すなわちお金に関する知識を身につけることも大切です。
正しい知識があれば、日々の生活においても資産運用においても、お金を無駄にしない判断を下せるようになります。
具体的には、家計管理の方法や税金・社会保険の仕組み、各種金融商品の特徴などを理解しておくとよいでしょう。
たとえば、税金の控除制度を知っていれば、それだけで年間数万円~数十万円の節約になることもあります。
お金に関する知識は書籍やセミナー、情報サイトなどを通じて手軽に取り入れることができます。
もちろん、情報の取捨選択は必要ですが、一度身に付けた知識は生涯にわたって家計を支える財産になるはずです。
公的制度を使いながら資産運用する
お金を増やすために資産運用を始める場合は、国が用意している税制優遇制度を積極的に活用しましょう。
代表的な制度として、NISAとiDeCoの2つを順に紹介します。
NISA
NISAは、少額での投資を後押しするために設けられた税制優遇制度です。
18歳以上の日本在住者であれば、原則として誰でも口座を開設できます。
NISAのメリットは、投資の運用益が非課税になる点です。
通常、投資の運用益からは20.315%の税金が差し引かれますが、NISA口座を経由して取引すればそのまま受け取れるので、資金効率が格段に向上します。
なお、2024年に刷新された新NISAは、以下のように2つの投資枠で構成されています。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有限度額 | 合計1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで) | |
| 主な投資対象 | 投資信託 | 株式・ETF・投資信託など |
成長投資枠で購入できる商品の多くは、「つみたて投資枠」の対象にもなっています。
そのため、まずは「つみたて投資枠」を利用し、投資枠が上限に達した場合や個別株を買いたい場合などに「成長投資枠」を併用するのがおすすめです。
iDeCo
iDeCoは老後の資産形成を目的とした私的年金制度であり、原則として、20歳以上の国民年金被保険者であれば誰でも加入可能です。
毎月一定額を拠出して投資信託を運用し、老後に年金または一時金として受け取ることができます。
iDeCoの魅力は、3段階に分けて節税効果を得られることです。
まず、掛金は全額所得控除の対象となり、毎年の所得税や住民税を軽減できます。
節税額は人によって異なりますが、たとえば、年収500万円の会社員が月2万円拠出した場合、所得税・住民税を合わせて年間4万8,000円程度を節税できる計算です。
また、運用益が発生した際には、NISAと同様に20.315%の課税が免除されます。
さらに受け取り時にも、年金として受給する場合は「公的年金等控除」、一時金として受給する場合は「退職所得控除」が適用され、税負担を抑えられます。
ただし、iDeCoで積み立てた資産は原則として60歳まで引き出せないため、無理のない掛金を設定することが重要です。
お金を増やす方法に関する注意点

ここでは、お金を増やす方法を実践するうえで、押さえておきたい4つの注意点を解説します。
あとで後悔することのないように、一つひとつのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
必ずお金を増やせる方法は原則として存在しない
大前提として、確実にお金を増やせる方法は原則として存在しません。
副業や起業で収入アップを図るにしても、資産運用にチャレンジするにしても、不確実な要素がつきまとうためです。
たとえば、動画編集の副業を始めたからといって、未経験での案件獲得は簡単ではありません。
結局、何も成果を得られないまま挫折してしまい、初期投資した分だけ損してしまう人も数多くいます。
投資においても、相場の状況次第では元本を割り込む可能性があります。
仮に「必ず儲かる」「元本保証で高利回り」といった話を持ちかけられた場合は、詐欺を疑い、安易に飛びつかないよう注意してください。
リスクと向き合いながら、地道に取り組む姿勢が大切です。
すぐにお金を増やすことは難しい
行動に移したからといって、すぐにお金を増やすことは難しい点も理解しておくべきです。
たとえば、節約を始めたからといって、すぐにまとまったお金が手に入るわけではありません。
ちょっとした節約を積み重ねていくうちに、貯蓄に回せるお金がだんだん増えて、数年後にようやく効果を実感できるようになります。
投資に関しても、基本的には長期にわたってかけて運用し続けることで複利効果が発揮され、資産の成長スピードが加速度的に上がっていくのです。
短期間で大幅に資産を増やせる方法も一部存在しますが、投機的な要素が強く、リスクも大きいので初心者にはおすすめしません。
一攫千金を夢見るのではなく、焦らず長い目で資産形成に取り組むことを意識しておきましょう。
投資は余剰資金の範囲内でおこなう
お金を増やすにあたって投資は有効な手段のひとつですが、必ず余剰資金の範囲内でおこなうようにしてください。
投資には元本割れのリスクがあるため、生活に必要なお金まで投じると、相場が下落した際に生活が立ち行かなくなるおそれがあります。
その結果、不本意なタイミングで保有商品を手放すことにもなりかねません。
そうした事態を避けるためにも、まずは生活防衛資金を確保しておくことが大切です。
家族構成などにもよりますが、少なくとも半年から1年分の生活費は現金で残しておくとよいでしょう。
そのうえで、当面使う予定のないお金を洗い出し、投資資金に充てることをおすすめします。
副業や投資を始めるには元手が必要になる
副業や投資でお金を増やすには、ある程度の元手が必要になる点にも注意が必要です。
たとえば、副業では機材やツールの購入費、スキル習得のための学習費用などが発生するケースがあります。
投資においても、そもそも運用に回す資金がなければ、利益を生み出すことはできません。
そのため、元手となるお金がない場合は、本業の収入を確保しつつ、節約や先取り貯蓄で余剰資金を増やしていくのが最初のステップといえます。
お金を増やす方法に関してよくある質問

最後に、お金を増やす方法に関してよくある質問を紹介します。
同様の疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
投資とギャンブルの違いは?
投資とギャンブルの最も大きな違いは、合理的根拠の有無と期待値にあります。
まず、ギャンブルは基本的に偶然の産物でしかありません。
過去のデータから未来を予測するツールなどもありますが、合理的根拠があるとはいいがたいのが実情です。
また、参加者が賭けたお金の一部は胴元の利益になるため、期待値上はほぼ確実に損します。
一方、投資はさまざまなデータをもとに事業や金融商品の将来性を判断し、自己資金を投じるものです。
場合によっては利益が出続けることもあり、プラスの期待値を見込める点が特徴といえます。
お金を着実に増やしたいのであれば、運任せのギャンブルに頼るのではなく、投資に取り組むことをおすすめします。
貧乏人がお金を増やす方法はある?
収入や資産が少ない状況でも、お金を増やしていく方法はあります。
まずは家計を見直し、固定費の削減や先取り貯蓄によって、手元に残るお金を着実に増やしていきましょう。
そして、ある程度の余剰資金ができた段階で、機材を購入して副業を始めたり、少額から投資にチャレンジしたりしてみてください。
さらに、利益を再投資に回し、お金が循環する仕組みを作れば、資産を大きく増やせる可能性があります。
大切なのは、一度に大きく増やそうとせず、できることから地道に積み重ねていくことです。
100万円を1,000万円にする方法はある?
成功が100%保証されているわけではありませんが、やり方次第で100万円を1,000万円に増やせる方法は存在します。
たとえば、地道に資産運用を続けていれば、複利効果によって数十年後に資産が10倍になることもあり得ます。
また、100万円を元手に副業を本格的な事業へと成長させたり、起業して収益を伸ばしたりする道も考えられるでしょう。
しかし、短期間で100万円を1,000万円にするのは簡単ではありません。
投機的要素の強いハイリスクな手段に頼ることになり、むしろ資金を失うリスクを高めてしまいます。
収入増・支出減・資産運用を組み合わせ、時間をかけて1,000万円を目指すのが現実的な選択肢といえるでしょう。
保険でお金は増やせる?
貯蓄性のある保険であれば、払い込んだ保険料以上の金額を受け取れる可能性があります。
資産運用に活用できる貯蓄型保険の主な種類は、以下のとおりです。
- 終身保険:死亡時の保障が一生涯続き、解約時には解約返戻金を受け取れる
- 養老保険:死亡時だけでなく、満期まで生存した場合も保険金を受け取れる
- 個人年金保険:死亡時は保険金、老後まで生存した場合は年金を受け取れる
貯蓄型の保険は、万が一に備えながら資産形成もできる点が魅力といえます。
ただし、保険はあくまで保障が主目的の商品であり、お金を増やす効率という観点では投資に劣るケースも少なくありません。
また、途中で解約すると、払い込んだ保険料を下回る金額しか戻らないこともあるので注意してください。
まとめ

お金を増やす方法は、「収入を上げる」「支出を減らす」「投資で増やす」の3つに分類されます。
収入を上げる方法としては昇進・転職・副業などがあり、支出削減に関しては固定費の見直しや節税などが効果的です。
そして、余剰資金を元手に投資を始めれば、資産形成のスピードをさらに加速させられる可能性があります。
ただし、お金を確実に増やせる方法というものは基本的に存在しません。
また、どんな方法でお金を増やすにしても、成果が出るまでには時間がかかるものです。
焦らず、自分に合った方法をコツコツ続けていくことが、まとまったお金を手に入れるための近道といえます。
